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養壷のススメ

皆さん、養壷(ヤンフー)ってご存知でしょうか?

今回は、台湾茶器メーカーの「三希」のご協力で

養壷について お話したいと思います。

 

養壷って何?と思われる方。養壷とは簡単に言うと、茶壷(急須)を使い込んでいくことで、より味のある、良いものに育てていく?事です。特に紫泥や朱泥などの茶壺は使い込んでいく事で、茶壷自体に茶渋などがコーティングされたような感じになり、色艶が良くなるんです。

ですから、茶壺を買った当初はあまり輝いていなくても、その後の手入れによっては「ピカッ」と美しく輝く茶壺へ変化できるわけなんです。

 

さて、さて、それでは実際にどのように育てていけばよいのか?

毎日使っていれば良いと言うわけではありません。綺麗に輝く茶壺にさせるためには、ムラ無くがなくシミなどの無い状態にしなくてはいけません。いい加減な手入れですと、ムラや、シミのようなものができて・・・・・養壷が失敗した。なんてことになってしまいます。

 

こちらの茶壺を見てください。

一見 艶もありひかっている為、良い状態?

と思ってしまいそうですが、蓋の辺りや注ぎ口辺り、細部に渡ってムラがあるのが分かりますでしょうか?

実は、こちらの茶壺は養壷に失敗してしまった例です。

 

それでは、こちらはどうでしょうか?

全体にわたり、光り輝いてるのが分かりますか?

こちらは、大成功!

ムラもシミも無く上手く養壷が育てられたものです

茶渋やお茶の油によって茶壺がコーティングされたような状態になっています。

 

このように茶壺を育てていくのは、結構楽しいものです。

水彩画などで使用する筆や刷毛などを使って、茶盤に溢れたお茶などを茶壺に塗っていきます

このとき くれぐれも均一に塗ってください。ムラがあったり、水玉状態で放置しておくとシミになったりします。筆で丁寧に、丁寧にお茶を塗っていく。

この作業を繰り返していくうちに、このような光り輝く茶壺が出来上がるわけです。

 

 

 

上の写真は養壷前と後の状態です。

左が買ったばかりの状態です。そして、何度もお茶を淹れながら、筆や刷毛でお茶を茶壺全体にムラ無く塗り重ね、養壷が上手くいっている状態です。

如何ですか?艶が出ているのが分かりますでしょうか?

 

皆さんも紫泥や朱泥の茶壷をお持ちでしたら、是非 養壷をしてみてください。

お茶を飲むたび、煎を重ねるたびに、茶壺にあまったお茶や茶盤などに溢れこぼれたお茶で構いませんので、ムラ無く塗ってみてください。

 
きっとあなた色の、素敵な茶壺へと変身していきますよ。

 
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